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関有知高校の生徒たちと、4月から取り組んできた「関有知マルシェ」。
生徒の自己肯定感と達成感を目的に、虎屋チームは「自分たちで運営する和菓子ワークショップ」に向けて準備を進めて来ました。
今回の和菓子作りワークショップでは、デモンストレーションと説明も含めて、受付、案内など全てを生徒たちに運営してもらうことがテーマでした。
通常このようなワークショップでは、私が説明しながら実際に作って見せるのですが、今回はそこも生徒たちにやってもらうのが最大のポイント。
そのために、毎月学校に行くたびに、できるだけ生徒たちに和菓子を作ったり、食べたりしてもらいながら、和菓子の良さ、作る楽しさを実感してもらえるように準備をしてきました。
徐々に、役割も決まってきて、夏休みの終わりには、会場になる「せきてらす」で実際にリハーサルを。
実演組も、何とかイケそうな感じになってきました。
価格も、色々と意見が出ましたが、思い切って1人1,000円という、割と高めの設定に。
その価値をお客さんに届けようと、生徒たちにも伝えました。
迎えた当日は晴天に恵まれ、他の店舗グループも含めてマルシェの集客が期待できるムード。
ここから、生徒たちが本番の強さを発揮します。
「こぼれ萩」(そぼろ付け)チームは、丁寧な進行と手つきの良いそぼろ付けで、一番難易度の高いパートを落ち着いて進めることができました。
「萩」の花の説明も良かったし、実演後のお客さんのフォーローもしっかりできていました。
「紅葉」(茶巾しぼり)チームは、とても分かりやすい例えの表現と、安定した茶巾のしぼり具合で、お客さんから拍手が出るほど。
小さな子どもたちへのケアも光りました。
「菊」(ヘラ切り)チームは、聞き取りやすい説明と手つきの良い実演で、こちらもお客さんを引き付けました。
チームワークも良く、外国人の参加にも慌てず対応できました。
各チームが、それぞれ3ターン行い、ほぼ予定数を受け入れることができました。
生徒たちのポテンシャルに、私は本当に驚きました!
この日のことを記念にしたくて、思わず集合写真を撮らせてもらいましたよ♬
半年に渡る長いプロジェクトでしたが、生徒たちの達成感が伝わってきて、まずはホッとしました。
みんな、ありがとう!
お疲れさまでした(*^▽^*)