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4月1日のエイプリルフールは、ゲーム業界ではちょっと面白いことをやってもイイ日だそうで。
アニメ『刀使ノ巫女(とじのみこ)』のスマホゲームと、我らが『日本刀アイス』のコラボ商品企画がお披露目となりました。
リリースとしては、こんな感じ。
↓
4月1日0時。
メインキャラの一人、十条姫和(じゅうじょうひより)の御刀(おかたな)がチョコミントに!
まあ、エイプリル・フールの企画感が出てます(^^)
落ち着いたクールな性格の彼女は、実はチョコミントが大好きなんです。
これは、アニメのワンシーン ↑
そして、ゲームの中では、彼女の持ち刀の小烏丸(こがらすまる)が、「チョコミン刀」に変身!
・・・といった流れで、ゲーム上でもアイテムの一つとしてゲットすることができました。
で、4月2日0時。
「マジでぇ~!?」的な。
「#本当でした」というタグと一緒に、商品のネット販売開始!
1振り1,500円(税別)という価格でしたが、1日で初回の200振りが完売!!
スマホゲーム『刀使ノ巫女 ~刻みし一閃の燈火~』(きざみしいっせんのともしび)のtwitter公式アカウントとゲーム内での情報リリースで、この瞬発力には正直驚きました( ゚Д゚)
商品開発中は、どれぐらい売れるかホントに分からない・・・といった状況でしたが、なんとかメドが立ったと安堵しました。
今回の『チョコミン刀』は、「刀菓冶」という「日本刀アイスを作る会」が運営するネットショップでの販売となっております。
この辺りの、ネットショップやSNSでの発信については、我らがMAKEOVERSの加納プロデューサーの手腕でございます(^_-)-☆
さて、話は2019年の12月。
1通のメールから、この企画は始まりました。
突然、あの「スクエア・エニックス」から、今回のコラボの趣旨についてのメールが届きました。
かつて、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」といったRPGを経験した世代にとっては、かなりのインパクト!
最初は、目を疑いました(笑)
ぜひ前向きにということで、2020年の年明けに名古屋で打ち合わせ。
「日本刀アイスを作る会」メンバーと、スクエニさんのスタッフお二人と。
その時に、こちらのチョコミント味(明智光秀バージョン)を見ていただいたところ、非常に喜んでいただき、話も商品化に向けていよいよ動き出しました。
そして、今回最大のポイントは、十条姫和の御刀「小烏丸(こがらすまる)」という刀をどこまで再現するか。
特に、大きな特徴である「両刃」といってどちらにも刃がついている点。
今までの「日本刀アイス」の型をイチから作り直すことになります。
その費用と、コラボのメリットを踏まえて、取り組んでいくことになりました。
日本刀アイスの監修してもらっている、26代目藤原兼房刀匠にも電話で聞いてみました。
「まさ君、両刃刀って分かる?」
「あぁ、分かりますよ~。有名なのは小烏丸っていうヤツですね。」
「それやん!」
・・・日本刀業界としては、有名みたいでした(*´Д`)
「小烏丸」は、平家の重宝といわれ、壇ノ浦の戦いで平家が敗れた際に行方不明に。
しかし、江戸時代に平氏の流れを汲むところに保管されていたことが分かったという歴史的にもかなりのお宝だそうです。
さあ、GOサインが出てからは、花井金型製作所さんが早かった。
実物をもとに、すぐにCADでデザインをしてくれました。
ここでも、刀匠のアドバイスをいただいています。
そして、トーヨーパックさんで、アイスの流し型ができました!
うちは、鍔(つば)のクッキー型を発注。
いつものようにパリブレストさんにクッキーは作っていただき、こちらでチョコレート羊羹でコーティング。
すると、柄(つか)もできてきました。
色合いと、金の使い方。
色目も少し派手かなとは思いましたが、アニメとのコラボとしてはこれぐらいがちょうど良かったですね!
なかなか、コストもかかってます~(*´ω`)
3月の後半からは、いよいよ刀身づくりに入りました。
4月2日の受注開始に間に合うように・・・。
めちゃくちゃ、カッコいい!
ラベルシールも一誠社さんに、急ぎで仕上げてもらい・・・。
何とか、量産体制ができあがりました(#^^#)
今回は、ここまで。
②では、発送テストと、アニメの聖地認定の話などを、書いていきま~す。